デーツとは ~お好みソースとデーツの深い関係~
- デーツとは
- デーツは、ヤシ科の高木「ナツメヤシ」の実です。中近東諸国では、代表的な果実として多くの人々に日常的に食べられています。
現在では、中近東やアメリカなどで生産され、世界中へ輸出されています。 - 木に実をつけたまま自然乾燥し、太陽の光を浴びて樹上で完熟していくデーツはいわば天然のドライフルーツ。黒糖や干し柿に似たコク深い甘みある味わいで、食物繊維やカリウムが豊富。特に女性の間でスーパーフードともいわれスイーツ代わりとしても人気の果実です。
- デーツの木であるナツメヤシは、旧約聖書に登場する「生命の樹」のモデルともいわれ、イスラム教の聖典コーランでは「神の与えた食物」とされています。
- イスラム教徒がラマダン(断食月)明けに最初に口にするのがデーツといわれるほど、中近東諸国では欠かせない食べ物。古代から愛用され美の象徴とされるクレオパトラも愛した果実といわれています。
- デーツと文明
- 古代メソポタミア文明・ウルの遺跡(紀元前4500年代~紀元前400年代)からは、ナツメヤシの種が出土しています。アッシリアの王宮建築の石材には、ナツメヤシを栽培している場面のレリーフがあり、メソポタミアや古代エジプトでは、紀元前6000年代から栽培されていたと考えられています。
このように、紀元前数千年も前から、デーツは灼熱の地域で暮らす人々の健康を支えてきました。
- デーツを使い続けて50年
- オタフクソースとデーツの出逢いは1975年。イギリスのソース工場の視察で山積みのデーツと出逢ったことから始まります。食物繊維が豊富で栄養価が高く、コク深い甘みの果実デーツ。当時高騰する砂糖の代わりに、 お好みソースの原材料として使い始めました。高価だった砂糖が手に入りやすくなった今もなお、オタフクでは以来50年にわたり、デーツを大切に使い続けています。
- 今ではソースのみならず、酢の原料としても使用しています。厳選したデーツの一部は、手間ひまかけて自社でペースト状に加工もしています。また、実のままでその良さを味わっていただけるよう、デーツも販売しています。
- オタフクにとって、デーツは欠かせない大切な果実。今後もデーツにこだわり、商品づくりを続けてまいります。
デーツの栄養成分
- デーツの高い栄養価
- デーツは砂漠の過酷な条件で生育し、その生命力の強さから「生命の樹」と呼ばれています。また、デーツはさまざまな栄養素のなかでも食物繊維が特に豊富で、カリウムやマグネシウムなどのミネラルも含んでいます。
また、デーツに多く含まれる糖の成分は、ブドウ糖と果糖が主で、ブドウ糖は運動や仕事・勉強中の即効性の高いエネルギー補給として適しています。
さまざまな栄養素
- デーツのチカラ
- ・砂漠を移動するキャラバンでは、何日もデーツとラクダの乳で飢えをしのぎ、旅を続けていたといいます。
・ラマダン(断食月)明けには栄養補給としてまずデーツを口にしたり、デーツミルクなどが飲まれることもあります。
デーツの研究
デーツは世界中で食され、特に中近東諸国では必要不可欠な食品です。海外では以前からデーツに関する研究が盛んに行われています。近年では健康への効果が期待される結果も得られているようです。近年特に、スーパーフードや健康食品としても注目されています。
デーツのレシピ
デーツは、ドライフルーツで、干し柿や干し芋、黒糖に似た甘みがあります。手軽にそのまま召し上がっていただけます(中に種があります)。
まずは、ぜひ、そのままでお楽しみください。
朝食時やおやつに、刻んでヨーグルトやスムージーに混ぜるのもおすすめです。
チーズやナッツとよく合うので、デーツを半分に切って種を抜いて、チーズやナッツをはさむ食べかたもぜひお試しください。キーマカレーに刻んで加えたり、焼き菓子の材料としても自然の甘みとコクを楽しめます。
<デーツのアレンジレシピはこちら>
商品のご紹介
- オタフクのデーツ
- 大粒で高品質なマジョール種
デーツなつめやしの実150g袋
オタフクソースが厳選した「マジョール種」。大粒で上品な甘みが特徴で、その甘みは、砂糖を加えているの?と間違えられるほど!国内で丁寧に加工・包装しています。コク深い甘みをお楽しみください。- >>販売店のお問合せはこちら
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- ▼デーツなつめやしの実商品紹介サイト
動画
- 今、話題のドライフルーツ「デーツ」とは?デーツくんが解説!
- デーツを原材料に使用したオタフクソースの商品
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