お多福醸造のある広島県三原市大和(だいわ)町の地は広島県のほぼ中央に位置し、山陽と山陰との分水嶺にほど近い標高400~500mの山に囲まれています。水温が13度の自然水と汚染物質が極めて少ない澄んだ空気、年間平均気温が13度の瀬戸内の温暖な気候に恵まれた環境を有しています。
お酢造りに欠かせない
環境を求めて、
大和町へ
水にほんのりと
甘みを感じるのは、
大和(だいわ)町の地質が花崗岩だから
大和町周辺の地質は花崗岩(かこうがん)のためえぐみなどを感じるマグネシウムが少なく、水にほんのりと甘みを感じる二酸化ケイ素(シリカ)が含まれているのが特徴です。また美味しい水と空気、穏やかな気候がなければお多福の商品は生まれません。そのため自然環境に配慮し、製造工程で出るもろみの搾りかすなどの資源の再利用や水質汚濁の防止、省エネルギーに取り組んでいます。
大和町はココ!
美味しいお水は、環境がつくる!
椋梨(むくなし)川
白竜湖
お多福醸造株式会社
花崗岩にはほんのり
甘みを感じる
二酸化ケイ素(シリカ)が
多く含まれるから、
美味しいお水になるんだね!
たくさんの水源地に
恵まれた、
大和町の自然環境
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清流である椋梨川の水源地の
近くに位置お多福醸造は清流として知られている沼田川流域の椋梨川の水源地にほど近く、お酢の仕込み水として用いられています。
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森林があることで
地下水が枯れづらい森林は水をたくわえることができ、「自然のダム」とも言われています。お多福醸造の周辺にも様々な樹木が育っています。
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花崗岩の地質だと、
ほんのり甘みのある水に花崗岩質の地質は雨水が地層を通って地下水になる間、地質の成分が水に溶け込みます。そのため二酸化ケイ素(シリカ)が含まれ、ほんのりとした甘みのある水になります。
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指標生物※が生息する、
きれいな水お多福醸造の近くに流れる椋梨川の周辺には、清流の指標となるホタルが生息しています。
※全国水生生物調査では水の中に住む生きものを各水質階級ごとに決め、川にどの生きものが多く見られたかを調べることで水の汚れの程度を判定。判定に使う生きものを指標生物と呼びます。
自然の恵みを活かし、
継承する取り組み
資源の再利用
省エネルギー
水質汚濁の防止
資源の再利用
製造工程で生まれるもろみなどの搾りかすも大切な資源と考え、近隣の牧場で牛の家畜飼料として使っていただいています。
省エネルギー
雨水を冷却設備として使用したり、太陽光発電や自然換気を活用することで、自然環境の小さなエネルギーも無駄なく使うように心がけています。
水質汚濁の防止
醸造製品を生産する上で、排水処理設備の管理や点検等を厳しく実施しています。