お多福醸造で造られるお酢は、ツンとこないまろやかさが特徴です。その秘密は、硬度16の軟水がベースとなり、昔ながらの表面発酵(静置発酵)と、機械で効率よく造る全面発酵(深部発酵)の両方を採用しているから。大和町の美味しい天然水と澄んだ空気、匠の技術で一滴一滴ゆっくりと仕上げています。
質にこだわる、
技術にこだわる
お酢造り
たちまちうまい酢
南蛮漬の酢
千枚漬の酢
らっきょう酢
寿し酢
なますの酢
お酢の製造工程
-
米
-
液化、糖化
米麹
-
アルコール発酵
酵母
-
酒もろみ
-
変性
-
圧搾ろ過
-
酢もろみ
酢酸菌
-
2種類の酢酸発酵法
表面発酵法(静置発酵法)
機械的な攪拌(かくはん)を行わず自然の対流で発酵させる伝統的な製法。お多福醸造の自然環境に適応した酢酸菌が、ゆっくりと時間をかけてお酒をお酢に変えていきます。
全面発酵法(深部発酵法)
機械を使って空気を取り込み、酢酸発酵を促します。静置発酵法よりも短期間で酢ができあがります。
表面発酵はコクや旨み、
香りのあるお酢に仕上がって、
全面発酵はピュアでスッキリとした
味わいになるんだね! -
ろ過
-
熟成
-
お酢
お多福醸造で製造された食酢は、食酢貯蔵タンクからオタフクソース本社工場に運ばれ、
加熱殺菌後に充填、ラベリング、箱詰めされて出荷されます。-
温度管理された発酵タンクで
お酒を発酵お酢を造る酢酸発酵にはお酒が必要です。温度管理された発酵タンクの中で2週間かけてお酒を発酵していきます。定期的にサンプリングをおこないアルコール度数・糖度・酸度等を測定し、お酒の発酵状態を確認します。
-
美味しいお酢造りのために、
日々研究まろやかで美味しいお酢造りの追求と省エネ・省資源を推進するため、日々工程改善や新製法の研究をしています。また地域の自然の恵みを活かした新商品開発にも取り組んでいます。
お酢のはじまり
お酢は人間がつくりだした、
最初の調味料
お酢は、最も歴史の古い調味料といわれています。中でも最古の記録は紀元前5000年のバビロニア(現在のイラク)とされ、デーツや干しぶどうの酒、ビールなどから造られたといわれています。
なんと、今から約7000年前に
誕生したんだね!
お酢の種類
醸造酢
穀物や果実、アルコールなどを原料とし、酢酸発酵させて製造する液体調味料です。食酢のほとんどがこの「醸造酢」で、醸造酢はさらに「穀物酢」と「果実酢」に分類されます。
お多福醸造では、「穀物酢」として
穀物酢や純米酢など、
「果実酢」として純りんご酢などを
製造しているよ!
お酢のチカラ!
-
防腐作用
お酢には、タンパク質を変性させる力があります。食べ物を腐敗させる菌の多くは主にタンパク質からできており、お酢の酸によって変性させ、増殖を抑えることができます。マヨネーズが卵などの生ものを使用しているにもかかわらず、保存料なしで長持ちするのは、お酢と油がたまごの成分の表面を覆っているためです。
-
抗菌作用
抗菌用にお酢を活用することもお勧めです。まな板や包丁といったキッチン道具にも安心して使うことができます。
原材料
1
大和町の名水
硬度16の軟水でやわらかく、
口当たりのよい大和町の名水を使用
原材料
2