ひと・仕事

お客様にも工場にも寄り添った開発を目指して

こんにちは!入社3年目、趣味は服と野球とお酒。太田です。2019年に入社し、製造課に所属したのち2021年10月から開発課へ異動しました。そんな私から開発課の様子や初めての部署異動で感じた戸惑いなど、ちょこっと紹介させてください♪

最近の開発課事情と自分のこと

私たち開発課はWill Egg(オタフクR&Dセンター)にて、現在女性10名、男性4名の計14名で業務にあたっています。
開発課では営業を通してお客様からの依頼を受け、ソース、たれ、酢など様々な調味料のレシピを作成しています。「お好みソース」などのスーパーマーケットに並ぶような商品(NB商品)の他に、コンビニエンスストア、スーパーマーケットの惣菜などに使われている調味料(PB商品)の開発も行っているため、皆さんは知らず知らずのうちにオタフクで開発された商品を口にしているかもしれません。
私は昨年の10月に製造課から開発課へ異動になり、現在3か月の研修を終え、少しずつ新商品の試作などを任せてもらっています。
昨今では以前に比べて国内商品に加えて海外向けの商品も多くなってきています。幅広い分野で開発ができるようになるため、知識とスキルを身につけたいと考えています。
同じタイミングで開発に異動してきた同期と一緒にまだまだ勉強の日々です。
開発課の風景

開発に異動して実感した、「0.01gの重み」

前述したように、私は昨年の10月に製造課から開発課へ異動になりました。
異動してきて最初に戸惑ったのは圧倒的なスケールの違いです。製造課では主に製品の調合を行っており、高さが背丈の倍以上ある大きな調合タンクで一度に数百~数千Lの製品を調合していたため、投入する原料が数百kgになることもあります。しかし、開発課では試作の際小鍋で数百mlの調合を行うこともあり、投入する原料は0.01g単位で計量します。全体量が少ない分、わずかなブレが製品に影響を与えてしまうため、製品を小鍋で調合することに集中しながら、業務を行っております。
しかし作る量にギャップを感じる反面、小鍋で調合を行いながら、これを工場規模で作るとどうなるだろうとイメージができることは、製造課を経験して得た自分の強みだと感じています。
私のこれまで経験した工場での製造方法や設備の知識を、開発課メンバーに共有し、開発課と製造課の繋がりを強め、お客様はもちろん工場にとっても良い製品を追求し、笑顔を創る商品を届けるために努力を重ねていきたいと考えています。
日々奮闘中です。
製造の知識を開発へ