12月2日は、オタフクソース株式会社(本社：広島市西区、代表取締役社長：佐々木 孝富)が制定したデーツの日です。
　ヨーロッパの国々では、ドライフルーツのデーツをケーキやシュトーレンなどクリスマスを祝うお菓子の材料や、ワインのおつまみなどさまざまに楽しまれ、ホリデーシーズンには欠かせないものになっています。
　当社では、日本でもデーツを楽しむきっかけになればと、December（12月）のD（デー）と数字の２（ツー）の語呂合わせで12月2日を「デーツの日」として申請し、2020年4月に一般社団法人日本記念日協会に認定されました。

＊中近東・北アフリカなどの乾燥した熱帯地域が主な産地。近年はアメリカなどでも生産されている

＊樹上で乾燥するため「世界最古のドライフルーツ」、また、旧約聖書に出てくるエデンの園の「生命の樹」のモデルとも言われている

　当社がデーツと出会ったのは1974年。ウスターソース発祥の地であるイギリス・ウースター市のソース製造工場を視察で訪れた際のことでした。そこで、原材料としてデーツを使用していることを教わり、帰国後にデーツの研究をはじめ、コク深い甘みがあるだけでなく、食物繊維やミネラルなどの栄養素が含まれていることを知りました。
　一方、当時、第一次オイルショックによりさまざまな物が高騰を続けており、当社の商品の原材料も同様でした。そして、1975年、砂糖の代替としてお好みソースにデーツを使いはじめます。
　
　約20年前には、「このまま原材料としてだけ使用するのはもったいない」「もっと多く方にデーツをおすすめしたい」と、当社のショールームや通信販売で直接「デーツの実」の販売をはじめました。そして、2019年3月からは、全国の小売店様でも販売していただいています。

　デーツはドライフルーツとしてそのまま食べるのはもちろん、ひと手間加えれば、また別のおいしさを楽しめます。
　マジョールデーツはクリームチーズやナッツなどとの相性も良く、ワインや紅茶のおともにおすすめです。カットデーツはヨーグルトやシリアルに入れて、手軽に召し上がっていただくことができます。

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　近年はドライフルーツの甘みや、小豆に米麹を加え発酵させた甘み（甘酒の原理）でつくる砂糖不使用のあんこが話題となっています。
　当社からは「デーツあんこ」をご紹介します。黒糖にも似たデーツの甘さがほどよく、「甘いものは食べたい。でも砂糖は控えたい」方にもおすすめ。「カットデーツ」は種を取り、細かくカットしていますので、水と塩を加えて電子レンジで加熱し、簡単に作ることができます。
✿カットデーツ100gに、水20cc、塩ひとつまみを耐熱容器に入れ、電子レンジ（600w）で1分加熱し、混ぜる

　12月2日のデーツの日には、デーツを愛するデーツラバーさん10名にお集まりいただいてお茶会を催し、心ゆくまでデーツ愛を語っていただきます。また、当社のデーツ担当社員によるデーツ講座や、デーツを使用した簡単アレンジ調理体験、デーツの商品企画アイデア会議なども行う予定です。（参加者の募集は終了しています）