第3回アニものづくりAWARD
総合グランプリ受賞
トピックス
2019年05月13日
オタフクソース株式会社(本社:広島市西区、代表取締役社長:佐々木直義)は、アニメ・CM・コラボ商品・テクノロジー・伝統工芸・オリジナルキャラなど「優れたアニメ×異業種」の取り組みに贈られる、第3回アニものづくりAWARDにおいて、「アニメーションCM部門」で金賞を受賞しました。またアニメーションCM部門を含む、計7つのカテゴリの中から特に優れたものに対して贈る「総合グランプリ」を獲得いたしました。
■アニものづくりAWARDとは
近年、アニメファンの増加・一般化によってマーケットが広がり、アニメとは直接関係のなかった自動車メーカー、食品メーカー、流通、テクノロジー、サービス、観光など、一般企業によるアニメやマンガ、キャラクターとのコラボ商品、広告プロモーションでの活用が増加しております。これは、アニメ業界にとって新しいビジネスチャンスであるとともに、一般企業にとってもこれまでと違う視点での「ものづくり・ことづくり」を生み出すチャンスを秘めています。「アニものづくり」アワードは、アニメ業界と一般企業とのさらなるビジネス活性化を目指し、優れたコラボ商品、広告クリエイティブ、プロモーションなどを表彰する取り組みです。
「アニものづくりAWARD」公式サイトはこちらから
「わたしの名はオオタフクコ~小さな幸せを、地球の幸せに。~」は、第3回アニものづくりにおいてグランプリ、そしてTVやWEBなどで公開された、アニメーション技法で制作された動画広告作品を対象としている、アニメーションCM部門で金賞を受賞しました。
受賞理由としては、「シンプルながら練られたストーリーと細やかな演出、平和を願うメッセージ性など総合的なクオリティがCMの域を超え、完成された作品に昇華されている」と評価をいただきました。
また既存の人気タイトルとのコラボ作品ではなく、企業オリジナル作品がグランプリに選出されたのは、アワード史上初となります。
■わたしの名はオオタフクコ~小さな幸せを、地球の幸せに。~
2018年10月より新たに策定したコーポレートスローガン「小さな幸せを、地球の幸せに。」を訴求する全3部作のWEBアニメーションです。本作品には、監督・脚本の片渕須直監督をはじめ、大ヒット映画『この世界の片隅に』を手掛けた豪華メンバーが参加。キャラクター原案はこうの史代さん、音楽はコトリンゴさん、主人公の声を演じているのは、「この世界の片隅に」で径子を演じた尾身美詞さん、アニメーションはMAPPAが制作しました。
全3部作のうち最初の作品となるその1は、1028歳の主人公・オオタフクコが、戦後の広島で出会った「一銭洋食」(お好み焼きの原型となった鉄板料理)を通じて、行く先々で一緒に鉄板を囲んだ人たちに、小さな幸せと笑顔の輪を広げていく姿が、コミカルかつほのぼのとした世界観とともに描かれます。その1に続き、その2、その3では時代を越え、国境を越えて旅するオオタフクコが描かれます。
■制作 スタッフ
監督・脚本 片渕須直
キャラクター原案 こうの史代
音楽 コトリンゴ
声優 尾身美詞/ オオタフクコ
アニメーション制作 MAPPA
■コーポレートサイトスローガンについて
当社は昨今の多様化する食シーンにおいて、美味しいお好み焼きを囲む「小さな幸せ」を、国境や人種を問わず、新たな発見とともに社会全体へ広げていきたいという想いから、2018年度のコーポレートスローガン「小さな幸せを、地球の幸せに。」を新たに策定しました。これにより国内の変化に柔軟に対応しつつ、現代に不足しがちな「小さな幸せ」を体現し、その形が地球にも似ている「お好み焼き」と「オタフクソース」の海外展開を、より加速させていきたいと考えています。
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