お好み焼きの栄養
お好み焼きはヘルシーバランス・ワンプレート。
一皿で栄養満点のお好み焼きの魅力をご紹介します。
お好み焼きはヘルシーバランス・ワンプレート。
一皿で栄養満点のお好み焼きの魅力をご紹介します。
ホットプレートやフライパンで簡単につくることができるお好み焼き。実は、お好み焼きには「ヘルシーバランス・ワンプレート」という特徴があります。
ワンプレートといえば、イメージされるのは、ご飯やおかず、サラダなどをお皿1枚に盛るスタイル。洗い物の少なさや食べすぎ防止などいいところがたくさんあります。
そしてお好み焼きも、野菜や卵、肉、小麦粉などを使い、1枚に「主食・主菜・副菜」を集約したようなワンプレートといえるのです。
お好み焼きの魅力は『1枚でいろいろな栄養素を摂取できる点』にあります。代表的な具材といえば、ビタミンCを含んだキャベツ。ビタミンCは抗酸化ビタミンのひとつで、お肌を健康に保つコラーゲンの合成との関わりや、免疫力を高める働きなど、さまざまな作用が期待できます。一方で、ストレスを感じると消費しやすいという特徴があります。そんなとき、キャベツがビタミンCの補給にもつながるはずです。
1枚のお好み焼きには約150gのキャベツ(オタフク推奨)が使われており、食べ応えもあるためかなりの満足感が得られるのもポイントです。その他にも、お好み焼きには体にうれしい食材が豊富に使われています。
例えば、豚肉に含まれるビタミンB群は、疲労回復や代謝を促す栄養素です。豚肉を使うお好み焼きは、現代人が摂りたいビタミン群を摂取できるメニューといえます。
お好み焼きの栄養チャート(※)を見てみると、ビタミンCやビタミンBの他、タンパク質や食物繊維などもまんべんなく含まれています。また「粉もの」というイメージを気にする方も多いですが、1枚の炭水化物は、1日の推奨量・目標量の1/3に収まっています。まさに、ヘルシーバランス・ワンプレートなのです。
※(一財)日本食品分析センター講べ2017年。オタフクお好み焼こだわりセット使用時の実測値です。お好み焼き分析値 女性30~49歳(活動レベル目)1日の推奨・目標量の1/3を1食とした場合の充足率が100gでVery Good、80%でGoodとして示しています。
卵と豚肉、小麦粉とキャベツなど、一皿でいろいろな食材を組み合わせて食べられることこそ"ヘルシーバランス・ワンプレート"であるお好み焼きの魅力です。
お好み焼きはビタミンCなどを含むキャベツが、1枚あたり約150g!また、アリシンを含んだ青ねぎなどの野菜をおいしくたくさん摂れます。
お好み焼きの卵と豚肉は人体にとって大切な栄養素・タンパク質を含みます。豚肉と卵を一緒に摂ればWで必須アミノ酸を摂取できます。
お好み焼きの味の決め手、オタフクお好みソースは野菜や果実をはじめ、様々な原材料でつくる素材の甘みとうまみの詰まったノンオイルのソース。
お好み焼きに欠かせない卵と豚肉は、人体にとっても大切な栄養素・タンパク質を含む食材。とくに卵は、体に必要な栄養素のほとんどを含有し、食事から摂らなければいけない必須アミノ酸のバランスがよい優秀な食品です。一方の豚肉は、タンパク質だけではなく体の組織づくりに役立つ必須アミノ酸・リジンなどが含まれています。また、卵のタンパク質の一部は加熱によって吸収率が上がるので、お好み焼きの調理法にピッタリです。
ビタミンCを含むキャベツは、抗酸化や免疫アップが期待できる野菜。そんなビタミンCと相性がバツグンなのが、豚肉や卵に含まれるビタミンB1です。これらはそれぞれ、ビタミンCによる免疫力強化と、ビタミンB1の疲労回復効果が期待されます。お好み焼きの要となる卵・豚肉・キャベツは、日々の体調管理にも役立つ組み合わせです。
お好み焼きの生地に含まれている小麦粉には、日々の活動を助けるエネルギー源・炭水化物が含まれています。ただし、炭水化物には食後の血糖値を上昇させるという特徴があるため、摂りすぎると皮下脂肪として蓄えられて肥満につながることも。この血糖値の上昇をゆるやかにするのが、キャベツに含まれる食物繊維。お好み焼きのキャベツと小麦粉を一緒に摂ると、うれしい効果が期待できます。
肥満の原因と思われがちな脂質は、重要なエネルギー源のひとつであり、お好み焼きに使われる豚バラ肉も脂質を含みます。また、豚肉に含まれるビタミンB1は、糖質の代謝を促してエネルギーに変える働きがあります。糖質を含有する小麦粉と豚肉というお好み焼きの食材の組み合わせは、効率的なエネルギー生産が望めます。
キャベツはお好み焼きに欠かせない食材。甘みや食感といったおいしさはもちろん、ビタミンCやカルシウムなどの栄養素を含む、食卓の定番野菜です。
さまざまな栄養素の中でも胃粘膜の保護や消化吸収を促す作用が期待できる栄養素・ビタミンUを保有しています。
キャベツに期待できる作用
1枚のお好み焼きには約150g(オタフク推奨)のキャベツを使います。この量を生で食べるのは大変ですが、加熱するとカサが減り、食べやすさがアップ。
また、生地と具材を重ねる広島お好み焼き、混ぜる(関西)お好み焼きも、調理後に栄養とおいしさが保たれている部分があることがわかっています。お好み焼きはキャベツを存分に味わえる料理なのです。
薬味や炒め物など、いろいろなメニューと合うネギ類。ねぎにはビタミンB1の吸収を高めるといわれている香り成分・アリシンが含まれています。
疲労回復につながるビタミンB1は、お好み焼きの代表的な材料・豚肉に含まれています。ねぎをトッピングで加えることでも、さらにビタミンB1を補給でき、疲労回復やスタミナアップにつながります。
肉や魚、大豆などに多く含まれるタンパク質は、多数のアミノ酸で構成され、人の体をつくり、成長に欠かせない材料となります。
中でも、体内ではつくれない必須アミノ酸は、2つ以上の食材を組み合わせて摂るとよいといわれています。たとえば、タンパク質を含む食材の代表である卵と豚肉を一緒に摂ることで、必須アミノ酸をWで摂ることができます。卵と豚肉のWタンパク質が入ったお好み焼きは元気の源になるはず。
近年、炭水化物を控えて肉中心の食生活をするようなダイエットが注目されるなど、タンパク質は食生活のトレンドにもなっています。
卵・豚肉のWタンパク質に期待できる作用
素材が持つ自然な甘みやうまみを活かしつつ、調味料や香辛料などをブレンドしてまとめあげられた味は唯一無二のおいしさ。
また、お好み焼きの具材によくからむ”とろみ”も魅力のひとつ。
お好み焼きとの相性を研究し続けてたどりついた、おいしさを存分に引き立てる調味料です。
ウスターソース類の中でも塩分量が少ないといわれるお好みソース(当社比)は、塩分が気になる方にもうれしい調味料です。オタフクお好みソースは、配合などを調整し、味のバランスを保ちつつ塩分を年々カット。食生活の変化とともに、ソースも進化を遂げています。
オタフクお好みソースは野菜・果実、酢や塩などの各種調味料と約20種類の香辛料をブレンドしてつくられます。原材料に油類を含まない、ノンオイルの調味料です。
参考資料:『図解でわかる!からだにいい食事と栄養の教科書』(永岡書店)、『最新決定版 食材事典』(学研プラス)